まず信用取引は現物取引とは違うことを肝に銘じる!

信用取引による株式運用は、大きな利益を見込むことができます。しかしその反面、損失も拡大する危険性が高まるため、その運用には慎重を期す必要があります。株を売買して利益を出すという本質的な手法は現物取引と同じなのですが、信用取引になると途端に通用しなくなる手法が数多くあります。それは、信用取引が独特の仕組みを持っている点に加え、機関投資家などによる運用の仕方が現物取引とは違うためです。とりわけ信用取引で絶対にやってはならない取引手法がいくつかあるので、その中から主要なものについて押さえておきましょう。

裁量トレードは信用取引では損失しか生まない!

よく書店などに行くと、感覚的に株取引を行って数億円儲けたという武勇伝を書き綴った本をよく見かけます。実際、現物取引において感覚を頼りにした裁量トレードで大きく利益を出している投資家は数多くいます。しかし、この裁量トレードは信用取引では通用しません。信用取引は現物取引と同じような理論で取引されているわけではないので、裁量トレードを行うと逆に損失しか生まなくなってしまいます。信用取引をするに当たっては、明確なデータに裏づけされた客観的な理論による取引手法でなければ、まず利益を出すことはできません。

塩漬けで様子見は信用取引においては愚の骨頂

現物取引において買った銘柄の株価が期待に反して動かなかった場合、様子見することがあります。また、将来的に利益が見込める場合は直近で損失が出ても、構わずに保有し続けることもあります。こうした塩漬け行動は、信用取引では絶対にやってはいけません。その理由は単純明快で、保有すればするほど金利がかかって、その分損失を生んでしまうからです。損失が拡大するリスクが高い取引だからこそ、信用取引では損失に対して敏感に反応し、素早い行動を取るように心がけなければなりません。

株式投資の方法の一つに、信用取引があります。このメリットは多額の取引ができるということで、最大で3倍の取引が可能です。